#5 KILLER-BONG
世の中には他人によって説明のしようがなく、カテゴライズも不可能な人間が存在するもので、特にアートや音楽など、自己の表現活動をしているクリエイティブな方に多いと思いますが、日本には KILLER-BONG という男がいるのはご存知でしょうか?
97年に"THINK TANK"というRapグループを結成し、その後はレーベル"BLACK SMOKER"を設立、他にも様々な名義でトラックメイク/DJ/Rap/プロデュース/リミックスも手掛け、さらには独創的なアートワークでも人々を魅了する奇才?天才?
映像や写真で顔を出すことを嫌うその男。
クラブミュージック好きな方なら名前は聞いたことが有ると思いますが、顔は出さないわ、活動内容によって名前も変わるし、多くの人にとってその存在はとにかく謎。
それでも、DJをすれば、エフェクト全開で何かをブッ壊す様な音(しかもヘッドフォン無し)で空間を支配し、オリジナルトラックを作れば、こちらの想像や既存の概念を遥かに超えたものを聞かせ、絵を描けば、我々凡人でも想像力を駆り立てられる様な独創的かつ繊細な作品を見せてくれる。
どんな活動においてもそのオリジナリティが爆発し、真似などできるはずの無い、"唯一無二"という言葉が最もしっくり来るアーティスト?クリエイター?
その辺りを改めて解明したい意欲に駆られ、色々と過去の作品を拝見し直してみましたが、
結局その世界感、色彩感覚に引き込まれてしまい、この人の何かを解明しようとすること自体がナンセンスという結論に至ります。毎回。
ただ、以前何かのインタビューで読んで凄く記憶に残っているのが、
"自分の音はいいか悪いか。好きか嫌いかでしか聞いて欲しくない"
"言いたいこと言って叩かれても全然いい。それで明日はあるのかと言われたら、それは俺が作ることだから"
自主レーベルで活動することに対しては、
"誰かの言うことを聞きたくないし、金も今すぐ欲しいから待てない"
"リスク持って全力でやってるから周りは関係無い"
凄く尖っているように聞こえるけど実は物凄く真っ当で、ある意味純粋だし、ギスギスしたストレス社会に浸かる我々凡人からすると羨ましくもあり痛快でもある信念。
“クリエイター”はある程度商業ベースで職業的な意味合いであることを考えると、やはり彼は"アーティスト" ?
でも、その"アーティスト"という括りも、他人がその人を見て"アーティストだ!"と勝手に言っているだけで、本人からするとその表現?評価?も何の意味も無いのでしょう(笑)。
芸術って根本的にはその人間の脳内表現なので、それを見て何かを感じるか感じないかだけのシンプルなもの。
もちろん感じる人が優れているわけでも無く、感じない人が悪いわけでも無い。
とにかく自由なもの。
その”自由”という一番難しいものを貫く生き方や創作活動へのリスペクトを込め、HAIGHTのためにオリジナルアートを描き起こしてもらいました。
もちろん、全てはお任せ。
最高です。
何か、気になる所が多すぎて目が回りそうですね(笑)。
そしてこのアートワークを使用したアイテムがこちら。
(全5型 10月24日販売開始)
BABY KUSH HOODIE ft KILLER-BONG
DENDENDEN ZIP HOODIE ft KILLER-BONG
BERRY BLACK CREWNECK SWEAT ft KILLER-BONG
BERRY BLACK CUSHION ft KILLER-BONG
HOLOGRAM STICKER PACK ft KILLER-BONG
ファッションだって自己表現の1つ。
是非 KILLER-BONG という宇宙空間にどっぷり浸かってみてください。
その内、何かを感じる瞬間がくると思います。
【INFO】
KILLER-BONGのコラボレーションアイテムの発売を記念し、
2020年10月24日(土)より haigh.jp で商品をご購入いただいた方を対象にノベルティを配布致します。
BERRY BLACK ROLLING TRAY ft KILLER-BONG(ノベルティ)
期間:2020.10.24 (sat) 〜
※在庫数に限りがあるため、なくなり次第終了とさせていただきます
対象:haight.jpで商品をご購入いただいた方
※KILLER-BONGの商品以外も対象です